1968-12-18 第60回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号
○小泉委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。 なお、自治大臣は三時ごろに退席することになっておられますので、質疑時間はお一人二十分程度にお願いいたします。島上善五郎君。
○小泉委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。 なお、自治大臣は三時ごろに退席することになっておられますので、質疑時間はお一人二十分程度にお願いいたします。島上善五郎君。
○小泉委員長 これより会議を開きます。 公職選挙法改正に関する件について調査を進めます。 この際、野田自治大臣から発言を求められておりますので、これを許します。野田自治大臣。
○小泉純也君 ただいま、私が本院在職二十五年になりましたことに対し、院議をもって丁重なる表彰の御決議を賜わりましたことは、身に余る光栄であり、ただただ感謝と感激あるのみでございます。(拍手) 顧みれば、少年のころから政治家たらんと志し、私が念願の衆議院議員に初の当選を得ましたのは、二・二六事件後、国情騒然たる昭和十二年四月でございまして、間もなく日支事変が勃発いたしました。軍の独裁は日に月に強まり
○小泉委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま各位の御推挙によりまして、重ねて私が委員長の重責をになうことになりました。微力ではございますが、各位の御協力をお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手) ————◇—————
○小泉委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 なお、派遣委員の人選、派遣期間、派遣地その他所要手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小泉委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 次に、閉会中の委員派遣に関しおはかりいたします。 ただいまの閉会中審査申し出案件が付託になり、その審査のため現地調査の必要が生じました際には、議長に対し、委員派遣承認申請をいたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小泉委員長 これより会議を開きます。 閉会中審査に関する件についておはかりいたします。 篠田弘作君外四名提出の公職選手法の一部を改正する法律案及び公職選挙法改正に得する件について、閉会中もなお審査を行なうため、議長に対し閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小泉委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま各位の御推挙によりまして、重ねて私が委員長の重責をになうことになりました。微力ではございまするが、各位の御協力をお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手) ────◇─────
○小泉委員長 本日をもって本委員会の議事は全部終了をいたしました。委員各位の御協力を衷心から感謝申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手) 本日は、これをもって散会いたします。 午前十時五十二分散会
○小泉委員長 これより会議を開きます。 閉会中審査申し出の件についておはかりいたします。 篠田弘作君外四名提出の公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、先ほどの理事会の決定のとおり、閉会中もなお審査を行なうことができますように、議長に対し閉会中審査の申し出をいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小泉委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 なお、閉会中の委員派遣に関しおはかりいたします。 閉会中審査申し出案件が付託された場合において、現地調査の必要が生じました際には、委員を派遣し、調査をいたしたいと存じます。 つきましては、派遣委員の人選、期間、派遣地その他所要の手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ
○小泉委員長 次に、閉会中審査申し出の件についておはかりいたします。 公職選挙法改正に関する件につきまして、閉会中もなお調査を行なうことができますように、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小泉委員長 これより会議を開きます。 この際、申し上げます。 本委員会に付託になりました請願は百四件であります。各請願の取り扱いについては、理事会において協議いたしたとおり、この際、留保いたします。 ————◇—————
○小泉委員長 これより内閣提出の政治資金規正法及び公職選挙法の一部を改正する法律案の質疑に入ります。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。 なお、御発言は、先ほどの理事会でお取りきめをいただきましたとおり、御協力のほどを切にお願いいたします。 島上善五郎君。
○小泉委員長 これより会議を開きます。 去る五月十日当委員会に付託になりました内閣提出の公職選挙法の一部を改正する法律案、並びに昨十四日当委員会に付託になりました内閣提出の政治資金規正法及び公職選挙法の一部を改正する法律案を議題とし、政府から順次趣旨の説明を聴取いたします。赤澤自治大臣。
○小泉委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、本委員会の委員長の職をお受けすることに相なりました。まことに光栄に存ずる次第でございます。 本委員会の重大なる使命にかんがみまして、微力ではございますが、誠心誠意をもってその職責を全ういたす所存であります。何とぞ委員各位の格段の御協力と御支援を切にお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)
○小泉委員 領海及び接続水域に関する条約の質疑の過程において、次の三点が明らかにされたと思いまするが、なお外務大臣に確認を求めたいと思います。 一、外国軍艦の領海の通航については、第十六条4にいうところの、公海の一部分と公海の他の部分または外国の領海との間における国際航行に使用される海峡の場合を除き、政府は事前通告制度を考慮すること。 二、ポラリス潜水艦その他類似の常時核装備を有する外国軍艦のわが
○小泉委員 もちろん、平和憲法が存在するし、自衛隊法によって自衛隊が育成されつつありまするが、先ほども申しましたように、自主防衛ということは、将来意識的に核兵器まで持つ意図があるのではないかというような宣伝が行なわれておることも、これは否定できない事実であるのでございます。そこで、私は、明らかにこれを国民大衆にわかるように、日本のいわゆる自主防衛というものにはこういう限界がある、内容というものはこういうものであるということをお
○小泉委員 精神面について総理が国民の独立心を説くというお心がまえにつきましては、私ども十分に了解をするわけでございます。 そこで、最近、国防論議というものが国民の間に盛んになりまして、同時に、日本の自主防衛というものの具体的な内容について、これまた相当の論議が戦わされつつあるのでございます。先ほど総理が申されましたような、日本一国で防衛を全うしようとは思わない。申すまでもなく、世界の情勢が集団安全保障体制
○小泉委員 私は、佐藤内閣総理大臣に対しまして、安全保障並びに日本の防衛という問題にしぼって御所見を伺っておきたいと思うのでございます。 かつて日本の戦時中において、平和ということばがタブー視されたのであります。戦後におきましては、愛国心とか防衛とか国防ということばがタブー視されて今日に至りました。これは民主政治のためにきわめて遺憾なことであったと存ずるのであります。また、国会の論議を顧みましても
○小泉国務大臣 もちろん長官決裁のもとに各種の研究をやっております。また、各方面総監部あるいは各部隊においても年次ごとにそれぞれ規模に応じていろいろな研究や訓練をいたしておりますが、その業務計画として長官は決裁をいたしましても、その結果をば取捨選択をいたし、内局において、長官においてこれを決定をするものと決定をしないものとがあるわけでございまして、いわゆる三矢図上研究なるものは業務計画によって行ないましたけれども
○小泉国務大臣 沖繩に参りましたのは、幹部候補生学校の学生でございまして、ことしだけではなく、毎年各種の見学に参っておるのでございます。
○国務大臣(小泉純也君) 高田議員にお答え申し上げます。 三矢図上研究が現在の南ベトナムの情勢と何らかの関連があるのではないかというお尋ねでございまするが、御承知のとおり、三矢図上研究は、昭和三十八年度におけるわが陸、海、空、三自衛隊幕僚監部の図上における作戦研究炉ございまして、何らベトナムの情勢とは関連がございません。 なおまた、海外派兵について御言及相なりましたが、わが自衛隊としてさようなことを
○小泉国務大臣 NTVのいま川崎小委員が御指摘になりましたベトナムの戦闘の模様と申しますか、そういうことについての放送が大きな刺激を与えて問題になっておることは私も聞き及んでおります。実際の画面は見る機会がございませんでしたが、非常な大きな問題になっておる。またどういう場面がテレビの上で展開されたということも詳細に承っておりますが、私の聞きますところによると、税関では、あまりにも残酷であり、公序良俗
○小泉国務大臣 ベトナム情勢の情報につきましては、先ほど防衛局長からも申しましたように、外務省を通じて連絡があり、また国防会議の懇談会等において情報を持ち寄って懇談をいたしておるのでありますが、防衛庁としては、正式と申しますか、公式にはアメリカ側から情報はないのでありまして、やはり外務省を通じて行なっておるというのが公式のものであります。しかしながら、実際においては日本の陸海空の自衛隊の各幕僚監部が
○小泉国務大臣 劈頭川崎委員から述べられました三矢図上研究に関連をして、シビリアンコントロールの問題、軍の政治関与というようなことが絶対あってはならない、またあらしめてはならないという川崎委員、何と申しますか、親譲りの年来の強い御主張、考え方に対しましては私もよく前々から了解申し上げ、またそのお考え方によって議会活動をしておられる点については平素敬意を表しておるところでございまして、今回の御意見のあるところも
○小泉国務大臣 先ほど防衛局長からも申し上げましたとおり、五ヵ年にわたるものでございますのでいわゆる骨子というようなものをば国防会議で決定をしていただき、そして国会にも御説明を申し上げ御了承を得ていって、あとは五ヵ年にわたりまして毎年毎年の予算等の関係もございますので、その方針に基づいて漸次そういうふうにこれを積み上げてやっていくということになりますので、当初において細部にわたっての決定というものはなかなか
○小泉国務大臣 これは慎重、周到な大計画でございまするので、なかなか短期間でその計画がまとまるものとは考えておりませんで、いま六月くらいまでをめどとしては全くの大綱、大きな柱を打ち立てる、それにいろいろな肉づけをいたしていきまして、私の考えておりますところでは、まだこれは省議にはかったわけではございませんが、前例等からいたしまして、第三次防衛力整備計画というようなものは来年度になってから国防会議その
○小泉国務大臣 ただいま中井委員が申されました新しい国防計画というのではございませんで、おそらく新聞紙の伝えておるところのものは第三次防衛力整備計画の検討を始めておる、そういうことでございまして、その内容について、最近新聞の上に、片りんと申しますか、構想というようなものがときどき出てまいります。しかしながら、これは防衛庁がそういうような検討をしておるとか、あるいはそういう項目が第三次防衛力整備計画の
○小泉国務大臣 いま計画されております第二国際空港が何年何月までにでき上がるかということは別にいたしまして、だれが考えましても一年や二年ではでき上がらない。四年かかるとか五年かかるとかいわれておりますけれども、そのでき上がるまでに何らの変更がないかというお尋ねに対しましては、これも全然変更がないとは申されません。現に日本の航空自衛隊の整備、充実、力の発展ということによって、だんだん日本の自衛隊で空の
○小泉国務大臣 久保委員の申されますとおり、情勢の変化というものも当然考慮に入れなければならないのでございますが、日米安保条約というものが、十年間でこれがおしまいになるとか、あるいは継続するとかいうことは、これはその当時の情勢において政府が決定する最も重要なる国策の基本に関することでございますので、私は一今日、安保条約の将来の問題について責任があるお答えを申し上げるわけにはいかないのでございます。と
○小泉国務大臣 第二国際空港建設の場合に、土地も日本のものであり、空も日本のものであるというような考え方に立って決定すべきではないかという御趣旨には、もちろん私もさように考えます。ただしかし、現在、日本の土地、日本の空ではございますけれども、安保条約による日米防衛共同体制というような立場から、米軍が基地として飛行場を使っておる場所もございますし、また当然その飛行場に関連をしての空というものも使うのでございますので
○小泉国務大臣 もちろん自衛隊が殺傷力ないし破壊力として原子力を用いるいわゆる核兵器を保持することは、同法の認めないところでございますので、もちろん考えてもいないことでございますし、またあってはならないことでございます。 そこで、先ほど来政府の統一見解として科学技術庁長官からたびたび申し上げたと存じまするが、将来のことをいま想像のもとにおいて政府が方針を述べるわけにはいかない。さりながら現時点において
○小泉国務大臣 いま御指摘の「原子力の利用うが一般化していない」云々ということでございますが、私はどうしても入れなければならぬというようなふうに考えておりません。これは先ほど愛知科学技術庁長官からも政府の統一見解としてお述べになったように、こういうことは想像の域を出ないのであって、想像をもととして政府の方針を述べるわけにはいかないというような前提がございますので、私も同様でございまして、原子力基本法第二条
○小泉国務大臣 将来自衛艦に原子力の推進力をば持ちたい、さようなことは全然考えておりません。また、現在私は希望もいたしておらないのでございます。
○小泉国務大臣 いま永末委員の申されておるように、各幕でほとんど起案されて、それがそのまま長官のもとにくるということであれば、永末委員が危惧されるようなことがないとは言えないのでございまするが、いままでの長い間の慣行においても、また私が長官就任以来承知いたしておりますことについても、起案は各幕でいたしておりましても、その起案からその起案の決定までの途中において内局と十分連絡をして、そうしてこれが上がってきておるということを
○小泉国務大臣 名簿等においては、やはりそういう法令上の面からも、またいわゆる多年の慣行としてやってきておるということは、いま永末委員が申されるとおりではないかと私も考えます。今後の問題については、従来しばしば申し上げておりますとおり、幕僚監部と内局と防衛庁長官というようなものがもっと緊密に、一体と申しまするか、細大漏らさず十分実態を把握してやっていく必要があるということは、全くただいま永末委員が申
○小泉国務大臣 従来も申し上げておりますとおり、やはり長官は、そういう問題については細大漏らさず報告も受け、また事情を聴取いたしまして、十分慎重な指示をすることが好ましいことでございまして、そういうことをいままで長官が知らなかった、また細部にわたって報告もなかったということは、私は今後いいことではない、これを改めていくべきであるという意味のことはたびたび申し上げてきたとおりでございます。当時の事情は
○小泉国務大臣 そのことにつきましては、今後長官がそういう問題についても実態を把握し、設問の出し方等につきましても十分慎重な配慮をしなければならぬということを私もたびたび申し上げておるわけでございまして、たとえ設問であり想定であるにいたしましても、そういう法令上の問題、あるいは総理大臣のなすべきこと、あるいは国防会議がなすべきこと、そういうものの設問の出し方というものは、決して万全なものではなかった
○小泉国務大臣 法令上のことについては、政府委員からたびたび答弁しておるとおりでありますが、実際問題として、いま永末委員のお尋ねがあって私ども考えまするに、法令というものと、ほかに慣行と申しましょうか、そういうことでずっとやってきたものであると私は解釈をいたしておるのでございます。しかしながら、そういう問題がそれでいいか悪いかということになりますと、これは当然常識上あくまでも法令に準拠して明確に行なわれることが
○小泉国務大臣 まず最初に申し上げなければならぬことは、先ほど永末委員が劈頭に防衛に対する民社党の立場をお述べになりまして、あくまでも日本の防衛というものは全国民の防衛、またその防衛に対する方針その他はあくまでも日本国民の要望にいするものでなければならぬ、そういう意味の御発言がございまして、私といたしましても、全く同感であるのみならず、そういうふうに日本の防衛というものはあらねばならないということをさらに